恥ずかしい話 其の2
学生時代よく行った食堂での話です。
普段はメニューを見ることもなく注文をしていたので気づかなかったのですが、ある日ふと食堂の壁面にメニュー札が掛けられているのに気がついた私は、一瞬これは何だ?と思ってしまいました。
そこにはメニュー札と同じもので「おしながき」とひらがなで書かれた札が他の札(全部ひらがな)と同間隔で並んであったのです。次の瞬間、これはどんな料理なのかどうしても知りたくなりました。
その料理を知りたくなった私は、勇気を振り絞って食堂の大将に聞きました。
大将、あの「おしながき」というのはどんな料理?
すると大将は「またまた、なにゆうてんの」と少し笑いながら奥へ行ってしまったのです。
その時点では、私にはそれがどういう意味かわかりませんでした。ただ自分が何か変な質問をしたのかなと言う思いにはなりました。
それから、人にも聞けず悶々と数日が経ち、別の店に入ったときのことです。そこには漢字で「お品書き」と書かれている札があるではありませんか。
あっそうか!「おしながき」・・・・イコール「メニュー」・・・・のことか!とやっと解ったのです。
本当に常識のない恥ずかしい話です。
みなさん。こんな疑問、失敗、経験したことありませんか?